- 2007年10月 9日 20:27
- travel
長崎市の西方約100キロの位置にある五島列島。
今回は五島列島の北半分、上五島に行ってきました。
ま、今回も何も五島列島自体初体験なんですけどね・・・(^-^;)
禁教令で長崎を追われたキリスト教徒が、隠れキリシタンとして多く住んでいたという五島列島は、上五島だけでも29もの協会があるそうです。その中で地元のダイビングショップの方が薦めてくれた協会を2つ見てきました。
久しぶりに拡大画像付でご紹介です。重かったらごめんね。
青砂ヶ浦協会(アオサガウラ)
: 国指定重要文化財
日本人で建築された煉瓦造協会の初期のものだそうで、煉瓦の赤に白い石造の円柱のコントラストが目を惹きます。
見学は自由に出来ましたので入ってみましょう。
木造のアーチ柱?の曲線が美しい高い天井。この構造たまに見るけど何ていう様式なのかなぁ。スペインで友達がウィディングあげた時のチャペルもこんな天井でさ、憧れたんだよね。
写真を見て気付いたのですが、ステンドグラス↑には「椿」の花がデザインされていますね。さすが椿油で有名な五島列島。
・・・と、余談ですが。
五島うどんや五島そーめんにも椿油が練りこまれてるって知ってました?
(知ったばかりの豆知識( ̄^ ̄))
頭ヶ島教会。(カシラガシマ)
: 国指定重要文化財
西日本では唯一、全国でも珍しい総石造りの協会のだそうです。
青砂ヶ浦協会も頭ヶ島教会も、教会建築では有名な鉄川与助氏が設計・施工されたそうです。五島以外でも多くの協会を設計されている方らしいね。
内装は(この表現でうまく伝わるか心配だが)とにかく「可愛かった」です。
配色といいモチーフといい、協会自体もこじんまりして可愛らしい。
特に色使いはどこか南仏を思わせる風でもあったのよね。私だけかなぁw
後方の高窓とステンドグラス。
ステンドグラス1つとっても違う。丸みを帯びて可愛いカットだよね。
私はクリスチャンではありませんが、教会の厳かで清楚な佇まいは何とも心打たれるものがあるんですよね。・・・何でかなぁーーー
クリスチャンからほど遠い素行態度を密かに悔いているのかしら?w
機会があったら、五島市(下半分)にも行って協会巡りしてみたいな。
「海の幸つまみにぷはーっ!(*´∀`*)」で終わっちゃったりして。うひっ。
・新上五島町HP / ・五島市観光協会HP
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